分娩方法 吸引、鉗子分娩

吸引、鉗子分娩は病院や医師の都合ではなく、医学的に母子共に安全にお産を終了させるために必要に応じて行われます。

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お産はなるべく自分の力で、できる限り自然にというのが理想ですよね。

しかし子宮口が全開になり赤ちゃんの頭が出てくる段階になってから、いきんでもなかなか下がってこなくて進行が止まってしまう場合があります。

これは赤ちゃんの頭囲がやや大きいことや回旋異常、微弱陣痛などさまざまな原因がありますが、このことによって赤ちゃんの心拍悪化や母体疲労など危険が伴います。

この危険を回避するための緊急手段として、分娩の途中で赤ちゃんが速やかに出てくる手助けを吸引、鉗子分娩として行うのです。

吸引分娩・鉗子分娩が必要となった場合にどちらの方法を用いるかは、分娩時の状況で個々に安全で確実な娩出方法がとられます。

一般的には、まず赤ちゃんを引き出す力が穏やかな吸引分娩を行います。

金属製(ハードカップ)又はシリコン製(ソフトカップ)の丸いカップを赤ちゃんの頭に当て、カップ内を真空にし密着させた吸引力によって赤ちゃんを引き出す方法です。

想像しているものよりは小さいという印象をうけるほどで、鉗子より操作が容易で安全性も高いため多く用いられる傾向もあるようです。

実際に吸引分娩を経験された方は、全体の13%ほどという高い結果もでています。

この吸引分娩の吸引力には限界があるので、これが有効でなかった場合に効果の優る鉗子分娩に移行されるケースが多いようです。

どちらにしても赤ちゃんの頭に跡やコブができたり長く見えるといったことがありますが、数日で自然と消えますし、脳に障害が残るような心配はまずしなくても大丈夫です。

しかし、稀に危険もありますから理解は必要です。

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